とらドラ! (1) (電撃コミックス)

原作より先にコミックスで徐々に読み進めています。原作の話も混じってしまうのはご容赦を。
この作品、他のラノベと同じ枠のレベルで読み進めていいのかと思ってしまう。というのは、原作側作者の文章表現力の高さ。
思春期ならではの微妙な気持ちの振れ方を緻密に描く表現と文体のうまさに唸ります。読んでる側もドキッとくる。単に人間観察したことを下敷にしただけの力量じゃあここまで評価されないのでは。
さらにコミックス版作者はそれをうまいこと忠実に絵にしていらっしゃる。原作に障らない程度に加えるアレンジもいい意味でスパイスになっています。
大河かわいいよ大河。
原作が完結しているだけに、ぜひコミックス版も原作の最後まで突っ走っていただきたいです。
ちっちゃいけど凶暴、美少女なのに極悪非道などという無茶な設定はともかくとして、その横暴なお嬢様とやり合える主人公を作り出したことで、ただのドタバタ劇に留まっていないあたりが面白い。そして、それを可能足らしめる絵もなかなか良い。
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ちはやふる (Be・Loveコミックス)

少女マンガのカテゴリーだけど、全然ちがうので少女マンガが苦手の人にもおススメです。
マイナーな競技カルタを題材にした作品ですが、知らなくてもまったく面白さは変わらないのでご安心を。
冒頭、クイーン戦の緊迫したシーン。
飛び散るカルタの勢いにグッと引き込まれた瞬間、時間は一気に遡りました。
主人公の千早が小学生のころ、姉の活躍を応援することを夢にしていた千早。
そこに「かるたで名人になること」を夢にしている新の真剣な姿に感化され、友人の太一とカルタ大会に出場するまでの場面が描かれていました。
この巻の見所はやっぱり「夢を見つける瞬間」にあると思います。
姉がスターになることを夢にしていた千早に新が「自分のことでないと夢にしたらあかん。のっかったらダメや。お姉ちゃん かわいそうやが」と語るシーンは印象的でした。
特に「お姉ちゃん かわいそうやが」の一言は千早の応援が姉に対して重荷になりうること人の活躍を自分の手柄としてしまわないことなどを一言で指摘した良い言葉でした。
ついに表舞台に立った3人の活躍が気になりますね。
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東京喰種 DVD&ブルーレイを買って、声優に会いに行こう

先日、最終回を迎えたばかりの、アニメ『東京喰種』。
人間の弱さ、狡猾さ、強さ、人間のあらゆる面を、カネキを中心とした人間模様をシリアスに描写したため、回を追うごとにごとにのめりこんでいった視聴者は、多かったのではないでしょうか?最終回が終わってもまだ解決しなきゃいけない伏線、謎があるので、続編を期待してしまいます。
『東京喰種』では、声優陣にも注目がされていました。主人公カネキには、今クールの別作品『アルドノアゼロ』で主人公を担当していた花江夏樹、グールの間では”グルメ”と呼ばれ、肉の味に並々ならぬこだわりを見せながらも、オネェキャラの月山を担当した宮野真守、タタラを担当した遊佐浩二ら、一般的にも名が知られている声優陣だったからです。
11月に、品川で行われる声優が出演するイベントには、9月26日に発売されたDVD&ブルーレイに同封されている抽選券をもって申し込みをするようになっています。今すぐ、チェック!!

パトレイバー大地に立つ

機動警察パトレイバーという漫画を知ってますか?
ゆうきまさみさんの1988年初出の作品です。古い漫画ですが最近実写映画化で話題になったので知っている人も多いかも。
物語は1998年、ロボット型のパトカー、パトレイバーが活躍する東京が舞台。
パトレイバーのパイロットとなった泉野明(いずみ のあ)が、警視庁特車二課に配属され、いろいろな事件に立ち向かい、世界的な犯罪にかかわる巨大企業シャフト・エンタープライズ、その中でも特に裏の仕事に深くかかわっている企画7課の内海(うつみ)の陰謀と対決していくことになります。
企画7課の擁する謎のレイバーグリフォンと、そのパイロットバドリナート・ハルチャンド(バド)との対決は緊張感と迫力にあふれています。
一方で特車二課、企画7課の日常はゆるーいタッチで描かれていて笑える小ネタ満載。このギャップの激しさ、アップダウンも作品の魅力です。
この作品、2014年からやや設定を変えて映画化され、順次公開されています。
実物大イングラムは写真で見ても迫力満点。
時代を超えて愛される作品と言えるのではないでしょうか。
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ジブリ、アニメーターをリストラ

ジブリ、アニメーターをリストラだ。おそらくアニメ業界は特殊だから違うという意見が出てくると思うがそれ以前に法律があるということ。
労基法などに定められた最低賃金や法定労働時間はなぜアニメーターに適用されないのか?
クビというのが解雇ならアニメーターなら簡単に解雇できるのか?
雇用する…雇用されるとはどういうことか?
これをちゃんと説明できる業界人がどれぐらいいるか?ということ。
あえてここでは説明しないがこれを理解していないのがそもそもアニメ業界の大きな問題。
だからクビと言われても反論もなにもできない。
それができないからそれが通ると思われる。
つまり使う方はそれが通ると思うわけで自らの地位を低くしているということに気付くべき。
法律に違反しているからなんでもかんでも主張すればいいというわけではないがそれを理解しているかしていないかで自分の取るべき行動はかわる。
いざというときに同じ仕事をしていても平気で数百万損をすることもある。

素敵な奥さんへの道?

食べることが好きだ。食事を作るのも嫌いじゃない。
しかし、「きのう何食べた?」を読むと、「負けた…」と思ってしまう。
料理の腕とレパートリーにおいて、私はこの漫画の主人公である筧史郎に遠く及ばない。
この男、ゲイで弁護士でイケメンで、料理の腕は天下一品。
さぞモテるだろうと思いきや、ゲイから愛されるルックスではないらしく、その方面にはあまりモテない。
だからという訳でもないが、パートナーである美容師の矢吹賢二を、それはもう大切にしている。
と言っても、節約家の彼の愛情表現はとてもつつましい。デザートに、賢二の大好物の桃を出すことだったりする。
賢二の方でも史郎を理解していて、桃一つで「愛されてる」と感激するのだから、微笑ましい限りだ。
2人のこんなほのぼのとした日常の風景が楽しい「きのう何食べた?」、料理本としても活用出来るのでおトクである。
何しろ毎回、史郎が料理する様子を描きつつレシピを紹介してくれるのだ。
この本に出てくるレシピを全てマスターすれば、素敵な奥さんになれる…かも?

貧乏女子高生が神様代理!?

花とゆめで連載中の【神様はじめました】という漫画が凄く面白くて毎回楽しみに読んでいます。
とある貧乏女子高生がひょんなことから土地神の証を譲り受けおんぼろ神社でその土地の神様として周りの個性的なキャラクターに振り回されつつもその役目を果たしていくというような漫画なのですが、なんと言ってもこの漫画は普通の少女漫画とは違ってあっさりとくっつきません(苦笑)
思わせぶりなセリフをひたすら言われ続けるんですが「お前さえ守れていればそれでいいよ」とか、そんなこと言われたらこっちだって勘違いするわ!!っていう感じなんですけど、神様と神使の関係なんで残念ながらそういう意味ではなかったんですよね。
でも自分の神使に好意を抱いてしまった主人公はびっくりするほど迷惑がられてフラレてしまい。。もう本当に可愛そう(苦笑)
でもそれだけ可愛そうな分?びっくりするようなどんでん返しがあり。。それが本当に壮大な内容でもう読んだ時には涙涙でした。
まだ連載は続いているのですがこれから2人がどうなっていくのか、神様としての役目はどうなるのか、凄く楽しみです。

スポーツ漫画を超えた野球漫画

スポーツ漫画はあまり好きじゃない。
「努力」とか「根性」とか、暑苦しくて敬遠したくなってしまう。
でも、そんな苦手意識をねじ伏せるくらいの面白さを持った作品もある。
「おおきく振りかぶって」は、そんな作品の一つだ。
テーマは高校野球。
軟式から硬式になったばかり、一年生部員だけの野球部が、本気で甲子園を目指す物語。
主人公は、自分の祖父が経営する中学に通っていたため、ヒイキでエースをやっていたという過去を持つピッチャー。
罪悪感から、極端に卑屈でネガティブな性格だが、投げることに対する執着だけは誰にも負けない。
投げることが好き過ぎるがゆえに、コントロールは超高校級だ。ただし、スピードは無い。
物語は、卑屈過ぎるピッチャーに自信を付けさせようと、頭脳派のキャッチャーが一策を講じるところから始まる。
ここで、バッテリーの特殊な関係性が出来上がり、物語はこの2人を軸に回り出す。
野球漫画としては、「肉体」より「頭脳」を重点に置いた描き方をしていて、スポーツ漫画敬遠派の私にも入りやすい。
野球以外の部分、前述したバッテリーの人間関係や、一年生部員のみだからこそ描ける、ゼロからスタートして「部」が出来上がって行く過程なども見どころだ。
2003年に連載がスタートして11年。
彼らはまだ一年生、秋大会を闘っている。
一試合一試合がどれだけ丁寧に描かれているか、分かるというものだろう。
このペースでいくと、三年生の夏まで一体何年かかるのか、気が遠くなるが、作者は描き切る気満々のようなので、こちらも楽しみに読み続けたいと思う。

未完の最終回が気になる!

中学生の時に出会った「ガラスの仮面」。
作者がラストを熟考のためか、いまだにその最終回が描かれていないことでも有名な作品です。
不幸な境遇の主人公の女の子が天才的な演技力を秘めていて、
その才能を見出され、ライバルの女優と
幻と言われる舞台の主演を巡って競っていくというストーリーですが、
女優、演技をテーマにしていますが、精神的にはスポーツ根性を感じさせられます(笑)
どこまでも役柄を突き詰めて、自分を追い込んでいく二人の女優の気迫に圧倒されるというところが
「ガラスの仮面」のおもしろさの一つですが、
ストーリーの中で主人公たちが取り組む劇作品のストーリーもおもしろいというのが、
もう一つの大きなポイントではないでしょうか。
演技をしている作品のストーリーもそのまま劇中劇として楽しめるので、
一つの漫画を読みながら、別の作品まで読んだことになり、
1作品で2作品楽しめるようなお得感もあります。
劇中劇のストーリーもしっかりとした内容で描かれているからこそ、
「ガラスの仮面」そのものが、何重にも楽しめる重層的な作品となっているのが
最大の魅力にして、長期連載に至った理由ではないかと思います。
最終回、見たいけど、一つのラストで終わってしまうのがもったいないような気がして、
作者がいまだラストを書いていない理由もわかる気がします。

少年の心にファンタジーを☆

「ワンピース」が流行ってきたときに思ったのは、いつの時代も少年の心には冒険が必要なんだ!ということ。
初めて読んだとき、「ドラゴンボール」以来の壮大な冒険マンガだなぁと感じたのを覚えています。
冒険に向かって、世界に旅立つ。
まだ見ぬ世界に飛び込んで、自分の力で乗り越えて、仲間と出会って助け助けられ・・・
ファンタジーだから、すごくドラマチックだけど、本当の人生も地味だけど実際そういうもののような気がします。
「ワンピース」は、主人公をはじめキャラクターが涙をこぼすシーンが多いのが一つの特徴ではないでしょうか。
完全無敵に強いのではない。時に敗北しながらも、再び立ち上がって困難(敵)に立ち向かっていく。
自分の不甲斐無さ、弱さに、打ちひしがれながらも、仲間のために何度も立ち上がっていく。
そうして、乗り越えるたびにどんどん強く成長していく、
そんなキャラクターたちに自分を重ね合わせて、読者もワンピースの世界を旅しているような気がします。
どんなに時代が変わっても、冒険の中で成長していく物語は子どもにとって必要なものだと感じさせてくれる作品です。
かく言う私は女ですが(笑)、女性の中にも少年心はあるのです!